2021年12月15日に、Uber Japanは食品・日用品専門店「Uber Eats Market」の1号店を日本橋兜町店にてオープンしました。Uber Eats Marketとは一般的な店舗とはなにが違うのでしょうか。
今回は、Uber Eats Marketの概要について見ていきましょう。
ダークストア「Uber Eats Market日本橋兜町店」
Uber Eats Marketは、ダークストアと呼ばれる一般店頭販売を行なわない商品のピックアップ・配達準備専用の小型店舗です。できあがった食品だけでなく、美容・衛生用品、日用雑貨、生鮮食品、冷蔵・冷凍食品など約1,100点以上の商品が揃えられています。
日本橋兜町店では、朝7時から深夜0時まで営業しており、最低注文料金がないため1品からでも利用可能です。中央区を中心に約30分で配送可能な地域が配送対象地域となります。
コストコの人気商品も取り扱う
Uber Eats Marketではさまざまな企業の協力のもとで各種商品を取り揃えています。
コストコで人気の冷蔵食品やベーカリー商品も取り扱っており、コストコの人気商品が単品から注文可能です。コストコ倉庫店やコストコオンラインでの販売価格とは異なりますが、Uber Eatsの即時配達を利用してコストコの商品を手に入れたい人にとっては、最適なサービスといえるでしょう。
今後は都内で店舗を拡大させていく予定としており、対応する企業も増えていくことが予想されます。
すべての「欲しい物」が最短で手元に届く時代へ
できたての食べ物を欲しいときに手に入れられるフードデリバリーはすでに一般的なものとなりました。近年はインターネットが発達したことで、ほとんどの欲しい商品は店頭に足を運ばずとも手に入れられます。しかし、Uber Eats Marketのように「30分ほど」で届けられる仕組みは、フードデリバリーをもとにした次のECにおける進化の段階といえるでしょう。
小売のECとして世界規模でサービスを提供するAmazonでも翌日配送が一般的であるなか、30分ほどで商品が手に入るデリバリーサービスは今後のECの覇権を握る存在かもしれません。
食べ物だけでなく、あらゆる種類の「欲しい物」が最短で手元に届く時代への転換期が訪れています。