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LINE広告のターゲティング配信で利用可能-LINEリサーチの「趣味・関心」項目の無償付与

広報部

2021.12.01

LINE株式会社は9月29日にリサーチプラットフォームの「LINEリサーチ」において、LINE広告のターゲティング配信で利用できる「趣味・関心」項目を調査データに付与できるようになったと発表しました。LINEリサーチのパートナー企業は無償で利用でき、よりLINE広告の精度を高めることが狙えます。

詳細ターゲティング項目「趣味・関心」を無償で利用可能に

LINEリサーチは、広告配信プラットフォーム「LINE広告」の詳細ターゲティング配信に利用できる「趣味・関心」項目を調査の回答データに直接付与しました。その結果、企業はLINEリサーチで調査を実施した後に、狙いたいセグメントが多く分布するカテゴリへ広告を配信できるようになります。

具体的には、LINEリサーチの調査結果に任意の顧客分類などとLINE広告の「趣味・関心」項目をかけ合わせて分析することで実現できます。付与対象の趣味・関心項目は18項目あり、併せて望ましい広告クリエイティブやコピーを調査・聴取することで、より狙いたいターゲットへの広告配信の最適化が見込めるのです。

調査データを活かしきれない課題の解決策として

近年のマーケティング活動では、顧客理解を深めるために市場調査をし、取得した調査データを活用する企業が増えています。しかし、広告媒体によってターゲティング配信時に指定できる項目やカテゴリは様々であり、その仕組みは媒体によって異なるものです。

このことから、調査結果に基づいた戦略通りに広告を配信しても、定義が異なる広告媒体側のカテゴリに依存してしまい、基本属性情報の広告配信に戻ってしまうなどの課題がありました。

今回のLINEリサーチの変更を取り入れることで、趣味・関心項目と掛け合わせることができるようになり、ターゲティング広告の最適化が見込めます。

今後欠かせないターゲティングをより強固なものに

マーケティングにおいてターゲティングは欠かせないものです。誰もがあらゆる情報を入手できる現代では、消費者は常に情報の取捨選択を行っています。あふれるほどの情報の一つとして、広告を配信する際には詳細なターゲティングが欠かせません。

広告の配信だけでなく、マーケティング全般において「誰が」「どのような価値を」「どのように」求めているのかを詳細に知ることは、今後の企業活動において必須となるでしょう。

LINEリサーチはその一例として、あらゆる活動においてターゲティングが重要視されていることの表れと見て取れます。

〈参考〉【LINEリサーチ】調査データにLINE広告の詳細ターゲティング項目「趣味・関心」を無償で付与、広告効果のさらなるアップを狙う

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