新型コロナウイルスによって、家で過ごす「おうち時間」も多くなりました。より快適なおうち時間を提案する目的で、カインズ株式会社は2020年8月1日にライフスタイルDIYショップ「Style Factory みなとみらい東急スクエア店」をオープンしました。
今回はStyle Factoryの概要から、Style Factoryが提案するおうち時間の新様式について見ていきましょう。
Style Factoryとは
Style Factoryは、毎日のくらしに自分らしさをプラスできるライフスタイルDIYショップです。自分らしさを実現するためのアイテムが揃えられており、DIYにより工夫することで実用的で快適な生活を実現することを提案しています。
Style Factoryではテーマごとにアイテムを展開しており、独自の市場調査や分析をもとにメインテーマとサブテーマを設定し、複数のキーワードから構成される売り場レイアウトを実現。Style Factoryのメインテーマは次のとおりです。
- SMALL SPACE
- &Pet
- 楽カジ KITCHEN
- 楽カジ CLEAN
- 楽カジ LAUNDRY
- 快眠
- 楽 YOGA
新型コロナウイルスの影響でおうち時間は増加傾向にあり、Style Factoryではおうち時間におけるライフスタイルコーディネートを行っていく考えとしています。Style Factory みなとみらい東急スクエア店では、メインテーマに沿ったインテリア用品などを約4,000アイテム揃えています。
Style Factoryが提案するおうち時間の新様式
Style Factoryは、オープン前の7月30日にインスタグラムライブ配信を実施しました。その配信のなかでは、おうち時間におすすめの過ごし方やDIYの提案をインフルエンサーとDIYクリエイターが紹介しています。
Style Factoryのメインテーマに沿ったおうち時間の新様式が提案されており、たとえば「スモールスペース」では、快適な在宅勤務を実現するためのインテリアの提案がなされました。店舗にはクローゼットのなかの収納などを工夫し、限られたスペースを有効活用して新たな空間を作り出し、自分らしくDIYするアイテムが取り揃えられています。
そのほかにも、「どこでも背もたれになるリビング枕」や毎日の家事をもっとラクに、楽しくなる工夫が詰まったアイテムを展開する「楽カジ」など、変わりつつある消費者の生活様式に新しいスタイルを提案しています。
増加する「おうち時間」の今後
2020年6月に公表された株式会社ネオマーケティングの調査によれば、新型コロナウイルスの影響で全国的におうち時間は増加傾向にあることがわかりました。
5月には外出自粛要請もあったため、その影響が大きいといえますが、平均外出時間は「30分未満」という人たちが9.0%から20.2%に増加しているのです。そして、いつ収束するかわからないコロナ影響下の現在においても、その流れは変わっていないと言えるでしょう。
今後もすでに変わりつつある私たちの生活様式は完全にもとに戻ることは無いと考えられます。今まで以上におうち時間を重要視する人々が増えてきており、カインズのStyle Factoryは消費者のニーズにマッチした店舗展開と言えるでしょう。
〈参照〉カインズ/みなとみらいに「Style Factory」ニューノーマルの家時間提案/流通ニュース
〈参照〉増加する「おうち時間」に関する調査結果を公開/PRTIMES