実店舗運営においても、いまやオンラインを活用した集客は必須となっています。その流れは、新型コロナウイルスの流行で顕著なものになりました。しかし、具体的にどのような対策を取ればよいのかわからないという方も多いでしょう。
そこでこの記事では、無料で実施できる14のオンライン集客策を紹介し、併せてその重要性についても解説していきます。
無料で実施できる14のオンライン集客策
オンラインで集客するための方法はさまざまですが、無料で実施できるオンライン集客策の例として以下の方法が挙げられます。
- Googleマイビジネス、Apple Business Register、Yahoo!プレイスなどを利用したマップ対策
- Instagram、LINE公式アカウント、Facebook、Twitterなどを利用したSNS運用
- 制作会社、Googleサイト、Wix、WordPressなどを利用した自社サイト、アプリ運用
- note、はてな、livedoor、WordPress、Mediumなどを利用したブログ運営
- キーワード最適化、HTMLタグの整備、コンテンツ作成などのSEO対策
- ぐるなび、Retty、エキテン、EPARKなどの業界別情報サイトへの掲載
- PR TIMES、valuepressなどのプレスリリース配信サイトへの掲載
- Shufoo!、トクバイなどのオンラインチラシ配信
- Google広告、Yahoo!広告、各種SNS広告、動画広告などのデジタル広告配信
このなかでも、マップ対策とSNS運用はそれぞれのプラットフォームで独自に対策を行うことで、14のオンライン集客策として活用可能です。
まずは自社サイトや店舗の存在を認知してもらうことが重要であり、その後サービスへの誘導を行います。これらの14のオンライン集客策は、認知・誘導を実現させるための手段です。
なぜオンライン集客が重要なのか
さまざまな場面でオンライン集客の重要性が説かれていますが、実際にはなぜそれほど重要視されているのでしょうか。その答えは、2021年4月にGoogleが示した1つのデータのなかにあります。
このデータによれば、コロナによる影響でインターネット通販の利用が増加しているだけでなく、近隣の店舗情報や商品情報を事前に調べてから来店行動をする消費者が増えているとのこと。さらに、検索のクラウドプラットフォームを提供するYextによれば、2019年と比較して2020年後半は営業時間に関する検索クリック数は79%増加したと発表されています。
これらのことから、消費者は店舗へ来店する前に「その店舗についての情報を入念に検索する」ケースが増えていることがわかります。
オンライン集客対策としてオンライン上に店舗のさまざまな情報を公開することは、オンライン上での集客のみならず、オフラインにおけるリアル店舗への集客にも役立っているのです。