Instagramは全世界で10億人が利用するSNSです。日本でも個人での利用だけでなく、企業や飲食店などがビジネス目的で利用するケースも多くなってきています。そんななかで、ビジネスInstagramを運用するための基礎とはどのようなものなのでしょうか。
今回は、ビジネスInstagram運用における基礎として、投稿内容の考え方や投稿時間、インサイト機能について紹介します。
ビジネスInstagramを運営する目的を掲げる
いまや誰もがスマートフォンを持つ時代であり、多くの人がSNSを利用しています。そのため、企業がSNSを通じてマーケティングや販促活動を行なうことも一般的になってきました。この記事をご覧の方のなかには、ビジネス目的でInstagramを活用しようと考えられている方も多いのではないでしょうか。
ビジネスInstagramを運営する上では、発信を通してどのような効果を期待しているのか、といった運営する目的をはじめに明確化することが重要です。目的としては「ブランドの魅力を知ってもらい売上を増やす」という最終目的がほとんどだと思います。しかし、より細かくすると例えば「既存顧客一人あたりの購入数を増やす」や「これまでとは異なる層の顧客を取り込む」といった目的も挙げられるでしょう。それぞれの目的に合わせたアプローチ方法は変わってくるため、目的を細かく設定することが重要です。
はじめに大きな目的を設定し、実際に動き出せるまで目的を細分化することが一つのポイントとなります。
投稿時間にも工夫が必要
投稿する内容に関しては、「フォロワーに提供する価値が何か」を考えることが重要です。既存顧客に関しては、主に次のような価値が大きな価値となります。
- 新商品や期間限定商品の情報がいち早く手に入る
- 商品がカテゴリや目的別に整理されていて、自分にピッタリの商品を見つけられる
- オンラインクーポンをもらえる
Instagramにはまとめ機能があるため、商品カテゴリが複数ある場合はこの機能を使ってプロフィールにまとめを作成するとよいでしょう。
また、投稿時間にも工夫が必要であり、Instagramを見ているユーザーが多い時間帯に投稿することで見てもらえる確率が上がります。一般的にアクティブユーザーが最も多い時間帯は夜の21時であり、その他には昼休みの12時や朝晩の通勤時間帯、帰宅直後の18時などが挙げられます。
インサイト機能を使えばより細かな分析が可能
Instagramには公式の分析ツールが存在しており、インサイト機能を利用するとフォロワーの属性(年齢層や性別、アクセス場所など)や投稿別のアクション状況が閲覧可能です。
フォロワーの属性をチェックするためには100人以上のフォロワーが必要ですが、インサイト機能を利用することでより細かな分析が実現できます。分析から検証・結果確認までがInstagramだけで完結でき、効果的なビジネスInstagramの運営が可能に。
まずは100人以上のフォロワーを獲得することを目標に、ビジネスInstagramの運営を始めてみてはいかがでしょうか。