さまざまな業種・企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進められていますが、DX推進のためにはITツールの導入は欠かせません。しかし、そのためのコストや人員が不足しているという企業も多いでしょう。しかし、そんななかでITツールを導入する経費の一部を補助する制度があることをご存知でしょうか。
今回は、IT導入補助金制度について簡単に触れ、制度導入に向けた支援サービスについて紹介します。
「IT導入補助金」とは
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者などが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度です。中小機構が実施する制度であり、通常枠と低感染リスクビジネス枠の2つの枠に分けられています。
【通常枠】
種類 | A類型 | B類型 |
補助金申請額 | 30~150万円未満 | 150~450万円以下 |
補助率 | 1/2以内 | |
補助対象 | ソフトウェア費、導入関連費など |
【低感染リスクビジネス枠】
種類 | C類型-1 | C類型-2 | D類型 |
補助金申請額 | 30~300万円未満 | 300~450万円以下 | 30~150万円以下 |
補助率 | 2/3以内 | ||
補助対象 | ソフトウェア費、導入関連費、ハードウェアレンタル費用 |
申請する際には、すべての枠の中から1つの種類だけが申請可能です。申請の締切日は1次締切分が5月14日の17時までとなっており、2次締切分は7月中が予定されています。詳しくは「IT導入補助金2021(中小機構)」をご確認ください。
IT導入支援事業者向け支援サービス「補助金の右腕」
DX化に必要不可欠なITツール導入ですが、このような支援制度を利用するためには一定の要件が求められ、要件を熟知した上で申請しなければ登録されない事例も発生しています。
そこで、支援制度をサポートするためのサービスとして、「補助金の右腕~IT導入支援事業者向け支援サービス」が株式会社コムラッドファームジャパンから提供されています。このサービスはITツール登録から補助金申請の支援までワンストプで実施するサービスです。
このようなサービスもあるため、支援制度の申請に不安のある方は利用してみてもよいでしょう。
DX化のために補助金制度を上手に使う
DX化のために必要不可欠なITツール導入には多くのコストが掛かります。コストの問題で導入に二の足を踏んでいる企業にとって、補助金制度は大きな助けになるでしょう。
いまや、DX化は企業にとって必須とも言える重要な課題となっているため、この機会にDX化のためにIT導入補助金制度の利用を考えてみてはいかがでしょうか。
〈参照〉IT導入補助金の活用をワンストップでサポートする 「IT導入支援事業者向け支援サービス」を3/25から提供開始/@Press